iPhoneの充電、外出先で「もうない!」と焦った経験はありませんか?今や生活に欠かせないスマートフォンですが、動画視聴やSNS、ゲームなどを楽しんでいると、あっという間にバッテリーは減ってしまいますよね。そんな時の頼れる相棒が「モバイルバッテリー」です。
しかし、いざ探してみると「種類が多すぎて選べない」「安くて大丈夫?」「iPhoneに合うのはどれ?」と悩んでしまう方も多いはず。
この記事では、そんなお悩みを解決するため、「安さ」と「性能」にこだわって、iPhoneユーザーに本当におすすめできるモバイルバッテリーを徹底的に解説します。1000円以下で買える格安モデルから、信頼のAnker製品、大容量・急速充電モデルまで、あなたの使い方にピッタリの一台がきっと見つかります。
iPhoneユーザー必見!安くておすすめのモバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーは、今やさまざまな場所で手軽に購入できます。しかし、安さだけで選んでしまうと「充電が遅い」「すぐ壊れた」といった失敗に繋がることも。ここでは、賢くお得に、そして安全に使える一台を見つけるためのポイントをご紹介します。
モバイルバッテリーはどこで買うのが一番安いの?
購入場所によって、価格や品揃えは大きく異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った購入先を選びましょう。
| 購入場所 | 価格帯 | 品揃え | メリット | デメリット |
| ネット通販 (Amazon, 楽天など) | ◎ 安い | ◎ 豊富 | ・セール時など特に安い ・レビューで比較検討できる ・種類が圧倒的に多い | ・実物を確認できない ・届くまでに時間がかかる |
| 家電量販店 (ヨドバシ, ビックカメラなど) | △ やや高め | ○ 豊富 | ・専門スタッフに相談できる ・実物を触って確認できる ・ポイントが貯まる・使える | ・ネット通販よりは高価な傾向 ・店舗まで行く手間がかかる |
| ディスカウントストア (ドン・キホーテなど) | ○ 比較的安い | △ やや少なめ | ・掘り出し物が見つかることも ・PB商品が非常に安い | ・品質にばらつきがある場合も ・専門的な知識を持つ店員が少ない |
| 100円ショップ (ダイソーなど) | ◎ 非常に安い | × 少ない | ・圧倒的な安さ(500円~) ・手軽に購入できる | ・性能は最低限(充電が遅いなど) ・耐久性に不安が残る |
| コンビニ (セブン-イレブン, ファミマなど) | × 高い | × 少ない | ・24時間いつでも買える ・緊急時に非常に便利 | ・価格が高い ・選択肢がほとんどない |
結論として、安さと品揃えを重視するなら「ネット通販」が最もおすすめです。 特にAmazonのセールや楽天スーパーセールなどを狙うと、有名メーカーの製品もお得に手に入れることができます。
ダイソーの500円モバイルバッテリーって実際どう?
「とにかく安く済ませたい!」という時に気になるのが、ダイソーなどの100円ショップで販売されているモバイルバッテリーです。500円や1000円(税抜)といった驚きの価格で販売されていますが、その実力はどうなのでしょうか。
メリット
- 圧倒的な価格: なんといっても最大の魅力はその安さです。予備の予備としてカバンに忍ばせておく、といった使い方もしやすいでしょう。
- 入手しやすさ: 全国どこにでもあるダイソーで手軽に購入できます。
デメリット
- 充電速度が遅い: ほとんどの製品が出力1A〜2.1A程度であり、iPhoneの急速充電(USB-PD)には対応していません。そのため、充電には時間がかかります。
- バッテリー容量の信頼性: 表示されている容量(mAh)よりも、実際に充電できる量が少ない場合があります。
- 耐久性: 長期間の使用を想定した場合、耐久性には不安が残ります。毎日ハードに使う方には向きません。
結論: 「緊急用」「使用頻度が極端に低い」という方であれば選択肢になりますが、メインで日常的に使うモバイルバッテリーとしては、性能面でおすすめしにくいのが正直なところです。
ドン・キホーテの「情熱価格」モバイルバッテリーは狙い目?
驚安の殿堂ドン・キホーテでは、プライベートブランド「情熱価格」のモバイルバッテリーが人気です。
特徴は、大容量モデルでも比較的安価なこと。10000mAhや20000mAhといった大容量バッテリーが、数千円で購入できることもあります。中には急速充電に対応したモデルもあり、ダイソー製品よりは高性能な製品が見つかります。
ただし、こちらも品質には個体差がある可能性は否定できません。購入する際は、出力(W数)や対応する充電規格、そして安全性を保証する「PSEマーク」が必ず付いていることを確認しましょう。安さの中にも、一定の性能を求める方にとっては面白い選択肢となるでしょう。
コンビニのモバイルバッテリーは緊急用と割り切ろう
外出先で急に充電が必要になった時、最も頼りになるのがコンビニです。24時間いつでも購入できる利便性は、他のどこにも真似できません。
しかし、その利便性と引き換えに価格は割高です。容量5000mAh程度のものが2,000円~4,000円前後で販売されていることが多く、ネット通販であれば同じ価格で倍以上の容量・性能の製品が購入できます。
あくまで「今すぐ必要!」という緊急事態のための最終手段として考え、普段使いのモバイルバッテリーは別途用意しておくのが賢い選択です。
【目的別】iPhoneに最適!コスパ最強のおすすめモバイルバッテリー

ここからは、具体的な製品選びのポイントと、それを踏まえたおすすめのモバイルバッテリーを目的別にご紹介します。「安さ」だけでなく、あなたのiPhoneライフを快適にするための「性能」もしっかりチェックしていきましょう。
iPhoneユーザーがチェックすべき!コスパ最強モバイルバッテリーの選び方
安くて良い製品を見つけるために、最低限おさえておきたい4つのポイントを解説します。
1. 容量(mAh):自分の使い方に合ったサイズを選ぶ
モバイルバッテリーの性能を表す最も基本的な単位が「mAh(ミリアンペアアワー)」です。この数値が大きいほど、たくさんの量を充電できます。
- ~5,000mAh(軽量・コンパクトモデル):
- iPhoneを約1回フル充電可能。
- おすすめな人: 荷物をとにかく軽くしたい人、夕方までのバッテリー切れを防げればOKな人。
- 10,000mAh(定番・万能モデル):
- iPhoneを約1.5回~2回フル充電可能。
- おすすめな人: ほとんどのiPhoneユーザーにおすすめ。容量と携帯性のバランスが最も良い。迷ったらコレ!
- 20,000mAh~(超大容量モデル):
- iPhoneを4回以上フル充電可能。iPadやその他デバイスもまとめて充電したい人向け。
- おすすめな人: 旅行や出張が多い人、災害時の備えとしても活用したい人。ただし、大きく重くなる傾向があります。
2. 充電速度(W):急速充電「USB-PD」対応はマスト!
iPhone 8以降のモデルは「USB Power Delivery(USB-PD)」という急速充電規格に対応しています。
このUSB-PDに対応したモバイルバッテリーを使えば、**約30分で最大50%**というスピーディーな充電が可能です。非対応のバッテリーと比べると充電時間が半分以下になることもあり、一度体験すると戻れません。
選ぶ際は、**「PD対応」「20W以上の出力」**という表記があるかを必ず確認しましょう。これが、iPhoneを快適に充電するための絶対条件です。
3. 形状とポート:ケーブル内蔵型やMagSafe対応も便利
- ポートの種類: 現在の主流は「USB-C」ポートです。iPhone 15シリーズからはiPhone本体もUSB-Cになったため、入出力ともにUSB-Cに対応しているモデルが最も使い勝手が良いでしょう。
- ケーブル内蔵型: バッテリー本体にLightningケーブルやUSB-Cケーブルが内蔵されているタイプ。別途ケーブルを持ち歩く必要がなく、荷物がスッキリします。
- MagSafe対応型: iPhone 12以降のMagSafe対応モデルを使っているなら、ワイヤレスでピタッとくっつけて充電できるこのタイプが非常に便利。ケーブルレスでスマートに充電できます。
4. 安全性:「PSEマーク」の有無を必ず確認
モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を内蔵した精密機器です。安全性が確保されていない粗悪品は、発火や爆発などの事故につながる危険性があります。
日本国内で販売されるモバイルバッテリーは、電気用品安全法で定められた技術基準に適合していることを示す**「PSEマーク」**の表示が義務付けられています。このマークがない製品は、安全性が保証されておらず非常に危険です。特にネット通販で海外製の安価な製品を購入する際は、必ずPSEマークの有無を確認してください。
【鉄板ブランド】Anker(アンカー)のiPhone向けおすすめモデル
「どれを選べばいいか分からない…」という方に、まずおすすめしたいのが世界的な人気を誇る**Anker(アンカー)**です。
高品質な製品を比較的手頃な価格で提供しており、手厚いカスタマーサポートも魅力。多くのiPhoneユーザーから絶大な信頼を得ています。
- Anker公式サイト: https://www.ankerjapan.com/
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
| スペック | 詳細 |
| 容量 | 5000mAh |
| 出力 | 最大20W (USB-C PD) |
| 特徴 | ・充電器とモバイルバッテリーの一体型 ・リップスティックのようなコンパクトさ ・コンセントに挿せば本体とスマホを同時充電 |
| こんな人におすすめ | 荷物を最小限にしたいミニマリスト |
「充電器とモバイルバッテリーを別々に持ち歩くのが面倒!」という悩みを一発で解決してくれる画期的なモデル。普段はUSB充電器として使い、外出時にはそのままコンセントから抜いてモバイルバッテリーとして持ち出せます。20WのPD出力でiPhoneの急速充電にもしっかり対応。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
| スペック | 詳細 |
| 容量 | 10000mAh |
| 出力 | 最大22.5W |
| 特徴 | ・USB-Cケーブル内蔵 ・パススルー充電対応 ・コンパクトながらパワフル |
| こんな人におすすめ | ケーブルを忘れたくない、バランス重視の人 |
10000mAhの十分な容量と急速充電対応、さらにUSB-Cケーブルまで内蔵した「全部入り」モデル。ストラップにもなるケーブルは使い勝手が良く、これ一台で充電が完結します。まさにiPhoneユーザーにとっての優等生的な一台です。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
| スペック | 詳細 |
| 容量 | 5000mAh |
| 出力 | 7.5W (ワイヤレス) |
| 特徴 | ・MagSafe対応でピタッとくっつく ・折りたたみスタンド機能付き ・薄型で装着したまま操作しやすい |
| こんな人におすすめ | iPhone 12以降のMagSafe対応ユーザー |
MagSafe対応iPhoneの背面に磁力でくっつけて充電できるワイヤレスモバイルバッテリー。ケーブルの煩わしさがなく、充電しながらの動画視聴などに便利なスタンド機能も秀逸です。スマートな充電スタイルを求めるならコレ一択でしょう。
【10000mAhクラス】急速充電対応のコスパ最強おすすめモデル
容量、サイズ、価格のバランスが最も良い10000mAhクラスは、モバイルバッテリーの激戦区。Anker以外にも優れた製品がたくさんあります。
| メーカー/製品名 | 容量 | 最大出力 | ポート構成 | 特徴 |
| CIO Smartcoby Pro SLIM | 10000mAh | 35W | USB-C x2 | ・クレジットカードサイズの極薄設計 ・2台同時充電でもPD充電可能 ・デジタル残量表示 |
| Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) | 10000mAh | 22.5W | USB-C, USB-A | ・USB-Cケーブル内蔵 ・コンパクトで持ちやすい ・信頼のAnkerブランド |
| Belkin BoostCharge Power Bank 10K | 10000mAh | 15W | USB-C, USB-A x2 | ・Apple Storeでも取り扱いのある信頼性 ・3台同時充電が可能 ・シンプルなデザイン |
特にCIOは、日本の大阪に本社を置くガジェットブランドで、コンパクトで高機能な製品を次々と生み出しており、近年非常に人気が高まっています。デジタル残量表示など、ユーザー心理をくすぐる便利な機能も魅力です。
【1000円台で探す】とにかく安い!格安おすすめモデル
「年に数回しか使わないから、とにかく安く抑えたい」という方向けに、1000円台で購入可能な格安モデルも存在します。ただし、購入の際は以下の点に注意してください。
- 無名ブランドの製品は避ける: 安全性に不安が残ります。レビューなどをしっかり確認しましょう。
- 出力(W)を必ず確認: 安価なモデルは出力が低く、充電が非常に遅い場合があります。
- PSEマークは絶対条件: これがない製品は絶対に購入してはいけません。
上記の注意点を踏まえた上で、Amazonなどでセール対象になっている旧モデルの有名ブランド品などを探すと、1000円台で良質な製品が見つかることがあります。頻繁にチェックしてみるのがおすすめです。
まとめ:あなたに最適な「iPhone向け格安おすすめモバイルバッテリー」を見つけよう
今回は、iPhoneユーザーのために、安くておすすめのモバイルバッテリーを様々な角度からご紹介しました。
最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 安さ最優先ならネット通販: Amazonや楽天市場のセールを狙うのが最もお得。
- ダイソーやドンキは使い方次第: 緊急用やサブ機としてはアリだが、メイン使用には性能の良いものを選びたい。
- 選ぶ基準は「容量」「速度」「形状」「安全性」:
- 迷ったら10000mAh
- 快適さを求めるなら**PD急速充電(20W以上)**対応は必須
- ケーブル内蔵やMagSafe対応は利便性を大きく向上させる
- PSEマークは命綱。必ず確認!
- 信頼性で選ぶならAnker(アンカー): 品質、サポートともに安心感が高い。
- CIOなどの新興ブランドも高性能: コンパクトで高機能なモデルが多く、要注目。
モバイルバッテリーは、あなたのiPhoneライフをより快適で安心なものにしてくれる重要なアクセサリーです。ただ「安い」だけでなく、ご自身の使い方に合った「最適な一台」を見つけて、バッテリー切れの不安から解放されましょう!
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