モバイルバッテリー2回分おすすめ12選!軽量・コンパクトモデルを徹底比較

外出先でスマートフォンの充電が切れてしまい、連絡が取れなくなったり、地図が見られなくなったりして困った経験はありませんか?そんな不安を解消してくれるのが「モバイルバッテリー」です。

特に、スマートフォンを約2回フル充電できる容量のモデルは、1日の外出やちょっとした出張にも対応できる安心感と、持ち運びやすいサイズのバランスが取れており、非常に人気があります。

しかし、市場にはAnker(アンカー)をはじめとする数多くのメーカーから、多種多様なモバイルバッテリーが販売されており、「どれを選べば良いのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ガジェットを愛用する筆者が、スマートフォンを2回充電できるモバイルバッテリーの選び方のポイントから、最新のおすすめモデルまで、徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、あなたの使い方にぴったりの、最高のパートナーとなるモバイルバッテリーがきっと見つかります。

目次

モバイルバッテリーを2回分選ぶなら知っておきたい!容量と選び方の基本

まずは、自分に合った「2回分」のモバイルバッテリーを見つけるために、知っておくべき基本的な選び方のポイントを解説します。容量の考え方から、重さ、機能性まで、これを読めば失敗しない製品選びができます。

スマホを2回充電するのに必要な容量は?10000mAhが最適な理由

「スマホ2回分の充電」と一言で言っても、お使いのスマートフォンの機種によって必要なバッテリー容量は異なります。まずは、その基準となる「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位について理解を深めましょう。

主要スマートフォンのバッテリー容量目安

機種バッテリー容量(目安)
iPhone 153,349mAh
iPhone 15 Pro3,274mAh
iPhone 15 Pro Max4,422mAh
Google Pixel 84,575mAh
Google Pixel 8 Pro5,050mAh

このように、最新のスマートフォンはおおむね3,000mAh〜5,000mAh程度のバッテリーを搭載しています。つまり、2回フル充電するためには、単純計算で6,000mAh〜10,000mAhが必要ということになります。

「公称容量」と「定格容量」の違いに注意!

ここで一つ注意したいのが、モバイルバッテリーに表示されている「10000mAh」といった容量(公称容量)のすべてを、そのまま充電に使えるわけではないという点です。

モバイルバッテリー内部のバッテリー電圧(約3.7V)を、スマートフォンに充電するための電圧(5V)に変換する際に、エネルギーの損失(ロス)が発生します。そのため、実際に充電できる容量(定格容量)は、公称容量の約60%〜70%程度になります。

計算式の目安: 定格容量 (mAh) ≈ 公称容量 (mAh) × 内部バッテリー電圧 (3.7V) ÷ USB出力電圧 (5V) × 変換効率 (約0.8〜0.9)

この計算に基づくと、10000mAhのモバイルバッテリーであれば、実際に使える容量は6,000mAh〜7,000mAh程度となり、多くのスマートフォンを約1.5回〜2回充電するのに最適な容量と言えるのです。

10000mAhと20000mAh、結局どっちを選ぶべき?

モバイルバッテリーの容量で迷うのが、10000mAhと、その倍の20000mAhのどちらを選ぶかという点です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。

容量メリットデメリットこんな人におすすめ
10000mAh・軽量でコンパクト ・毎日の持ち運びに便利 ・価格が手頃 ・ほとんどのスマホを約2回充電可能・PCやタブレットの充電には力不足な場合がある ・数日間の旅行には容量が不安なことも・毎日の通勤・通学で使いたい人 ・カバンを軽くしたい人 ・スマホの充電がメインの人
20000mAh・スマホを4回以上充電可能 ・PCやタブレットも充電できるモデルが多い ・数日間の旅行や出張でも安心・重くてサイズが大きい ・価格が高い ・毎日の持ち運びには不向き・旅行や出張が多い人 ・スマホ以外のデバイス(PC、タブレット、ゲーム機)も充電したい人 ・災害時への備えをしたい人

結論として、「スマホ2回分」というニーズであれば、携帯性と容量のバランスに優れた10000mAhが最もおすすめです。本記事でも、主に10000mAhクラスの製品を中心に紹介していきます。

軽さとコンパクトさで選ぶ!持ち運びやすさを重視するポイント

毎日持ち運ぶものだからこそ、モバイルバッテリーの「軽さ」と「コンパクトさ」は非常に重要な選択基準です。

  • 重量の目安: 10000mAhクラスのモバイルバッテリーの重さは、200g前後が一つの目安となります。これは一般的なスマートフォン1台分とほぼ同じ重さです。最近では技術の進歩により、180gを切るような軽量モデルも登場しています。
  • 形状とサイズ:
    • カード型: 薄くて面積が広いタイプ。カバンのポケットや内ポケットに収納しやすいのが特徴です。
    • スティック型: 細長い形状で、バッグの隙間やペンケースなどにも収まりやすく、握りやすいのがメリットです。
  • 素材: 外装の素材によっても重さや質感が異なります。軽量性を重視するならプラスチック製、高級感や耐久性を求めるならアルミニウム製などが選択肢になります。

自分のカバンのサイズや、普段どのように持ち運ぶかをイメージしながら選ぶと、より満足度の高い製品が見つかります。

iPhoneユーザー必見!MFi認証やMagSafe対応モデルの選び方

iPhoneユーザーがモバイルバッテリーを選ぶ際には、いくつか特有のチェックポイントがあります。

MagSafe対応モデル

iPhone 12シリーズ以降のモデルをお使いの方には、MagSafe対応のモバイルバッテリーが非常におすすめです。マグネットでiPhoneの背面にピタッとくっつくため、ケーブルを使わずにワイヤレスで充電できます。

  • メリット:
    • ケーブルが不要でスマート
    • 充電しながらでもiPhoneを操作しやすい
  • デメリット:
    • 有線接続に比べて充電速度が遅い場合がある
    • 容量が5000mAh程度のモデルが多く、2回分の充電には満たない場合がある

充電ポートとケーブル

最新のiPhone 15シリーズは、充電ポートがUSB Type-Cに変更されました。そのため、モバイルバッテリー側もUSB-Cポートからの出力に対応しているモデルを選ぶと、ケーブル1本でiPhoneもモバイルバッテリー本体も充電できて便利です。

iPhone 14以前のモデルをお使いの場合は、Lightningケーブルが必要になります。モバイルバッテリーにLightningケーブルが内蔵されているモデルや、Lightning入力に対応しているモデルを選ぶと、持ち運ぶケーブルを減らすことができます。

MFi認証

「Made for iPhone/iPad/iPod」の略であるMFi認証は、Appleが定める性能基準を満たした製品であることを示す証です。MFi認証のない安価な製品を使用すると、iOSのアップデート後に使えなくなったり、最悪の場合、iPhone本体の故障につながる可能性もあります。安心して長く使うためにも、特にLightning関連の製品はMFi認証を取得しているものを選ぶことを強く推奨します。

ケーブルレスで快適!一体型やワイヤレス充電対応モデル

モバイルバッテリーを使う際の「あるある」な悩みが、「ケーブルを忘れた」「ケーブルがカバンの中で絡まる」といった問題です。そんなストレスから解放してくれるのが、ケーブルレスで使えるモデルです。

  • ケーブル内蔵型: モバイルバッテリー本体にUSB-CケーブルやLightningケーブルが収納されているタイプです。ケーブルを別途持ち運ぶ必要がなく、必要な時にサッと取り出して充電できます。
  • 端子一体型: モバイルバッテリーに直接USB-C端子やLightning端子が付いている、コンパクトなスティックタイプです。iPhoneやAndroidスマホに直接差し込んで充電できるため、非常にスマートです。
  • ワイヤレス充電(Qi)対応: MagSafe非対応のスマートフォンでも、ワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に対応していれば、モバイルバッテリーの上に置くだけで充電が可能です。

これらのモデルは、利便性を大きく向上させてくれるため、スマートな充電環境を求める方におすすめです。

【2025年最新】モバイルバッテリー2回分のおすすめモデルを厳選紹介

ここからは、選び方のポイントを踏まえて、具体的なおすすめモバイルバッテリーをカテゴリ別に紹介していきます。信頼のAnker製品から、軽さや機能性に特化したモデルまで、人気の製品を厳選しました。

【迷ったらコレ】絶大な信頼と実績!Anker(アンカー)のおすすめモデル

モバイルバッテリーの代名詞とも言える「Anker」。高い品質と安全性、手厚いカスタマーサポートで、初心者からガジェット好きまで幅広く支持されています。まずはAnker製品の中から、鉄板のおすすめモデルを紹介します。

Anker Power Bank (10000mAh, 25W, 3-Port)

あらゆるニーズに応える、高出力・多機能な優等生

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約220g約107 x 52 x 27 mmUSB-C x2, USB-A x1USB-C x125W3台同時充電, 低電流モード, USB PD対応

最新のスマートフォンにも最適な最大25Wの高出力に対応し、急速充電が可能なモデルです。USB-Cポートを2つ、USB-Aポートを1つ搭載しており、3台のデバイスを同時に充電できます。イヤホンなどの小型電子機器を安全に充電できる「低電流モード」も搭載しており、まさに死角のないオールラウンダー。どれを買うか迷ったら、まずこのモデルを検討すれば間違いありません。

Anker 323 Power Bank (PowerCore PIQ)

シンプルで使いやすい、信頼のベーシックモデル

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約209g約161 x 81 x 16 mmUSB-C x1, USB-A x1USB-C x1, Micro USB x112W2台同時充電, 低電流モード, PowerIQ搭載

Anker独自の充電技術「PowerIQ」を搭載し、接続された機器を自動で検知して最適な速度で充電します。USB-CとUSB-Aの2ポートを備え、2台同時充電も可能です。最新の高出力モデルと比べると充電速度は控えめですが、基本的な性能をしっかり押さえた、コストパフォーマンスに優れる一台です。初めてモバイルバッテリーを購入する方にもおすすめです。

Anker Nano Power Bank (12W, Built-In USB-C Connector)

ケーブル不要!スマホに直接挿すコンパクトモデル

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
5000mAh約100g約77 × 37 × 25 mm内蔵USB-C端子 x1USB-C x112Wケーブル不要, コンパクト, 折りたたみ式端子

「2回分」というテーマからは少し外れますが、その圧倒的な利便性から紹介したいモデルです。約1回分の充電が可能な5000mAhの容量で、リップスティックのようなコンパクトさが魅力。USB-C端子が本体に内蔵されており、ケーブルなしで直接スマートフォンに接続できます。メインの一台としてはもちろん、カバンに常に忍ばせておく「サブ機」として非常に優秀です。Lightning端子モデルもラインナップされています。

【軽量・コンパクト重視】毎日持ち歩きたくなるおすすめモデル

「とにかく軽くて小さいものが良い!」という方のために、携帯性に優れたおすすめモデルをピックアップしました。

CIO SMARTCOBY DUO 10000mAh

世界最小級!カードサイズに10000mAhを凝縮

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約178g約90 x 56 x 23 mmUSB-C x1, USB-A x1USB-C x120Wクレジットカードサイズ, 軽量, パススルー充電対応

日本のガジェットメーカーCIO(シーアイオー)が誇る、クレジットカードとほぼ同じサイズの超コンパクトモデル。10000mAhの容量と最大20Wの出力を持ちながら、重量は約178gと非常に軽量です。モバイルバッテリーを充電しながらスマホも充電できる「パススルー充電」に対応しているのも便利なポイント。デザイン性も高く、所有欲を満たしてくれる一台です。

Belkin BoostCharge Pro 10K

MagSafe対応でiPhoneと一体化するスマートさ

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約238g約143 x 71 x 19 mmMagSafe (15W), USB-C x1USB-C x120WMagSafe対応, パススルー充電対応, MFi認証

Apple製品との親和性が高いBelkin(ベルキン)のMagSafe対応モバイルバッテリー。強力なマグネットでiPhoneにしっかりと固定でき、最大15Wのワイヤレス充電が可能です。10000mAhの大容量で、iPhoneを約2回充電できる安心感があります。スタンド機能も搭載しており、動画視聴などにも便利。デザインもApple製品と統一感があり、iPhoneユーザーには最適な選択肢の一つです。

【機能性で選ぶ】ケーブル不要&高機能なおすすめモデル

ここでは、ケーブル内蔵型や急速充電に特化した、利便性の高いモデルを紹介します。

Anker 533 Power Bank (PowerCore 30W)

ケーブル内蔵で忘れ物なし!スマートな急速充電モデル

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約230g約113 × 53 × 30mm内蔵USB-Cケーブル, USB-C x1, USB-A x1USB-C x130WUSB-Cケーブル内蔵, 3台同時充電, 最大30W出力

最大30Wの高出力に対応したUSB-Cケーブルが本体に内蔵されており、ケーブルを持ち運ぶ手間が一切不要なモデルです。スマートフォンはもちろん、MacBook AirなどのノートPCにも充電が可能。さらにUSB-CとUSB-Aポートも搭載し、最大3台のデバイスを同時に充電できます。ストラップにもなるケーブルはデザイン性も高く、機能性と見た目を両立した一台です。

CIO SMARTCOBY Pro CABLE

LightningとUSB-Cの2種ケーブル内蔵の万能選手

容量重量サイズ出力ポート入力ポート最大出力特徴
10000mAh約195g約79 x 67 x 26 mm内蔵USB-C, 内蔵Lightning, USB-C x1USB-C x135W2種のケーブル内蔵, 最大35W出力, 残量デジタル表示

iPhoneユーザーとAndroidユーザー、あるいは新旧iPhoneを併用している方に最適なモデルです。LightningとUSB-Cの2種類のケーブルを内蔵しており、あらゆるデバイスに対応可能。最大35Wの高出力で、スマホからノートPCまでパワフルに充電します。バッテリー残量が1%刻みでわかるデジタル表示も、地味ながら非常に便利な機能です。

モバイルバッテリーはどこで買うのがお得?購入場所のメリット・デメリット

モバイルバッテリーを購入できる場所は様々です。それぞれの特徴を理解して、自分に合った場所で購入しましょう。

  • オンラインストア(Amazon, 楽天市場, 公式サイトなど)
    • メリット: 品揃えが豊富で、最新モデルやニッチな製品も見つけやすい。レビューを比較検討できる。価格が安い傾向にある。
    • デメリット: 実物を手に取って確認できない。届くまでに時間がかかる。
    • おすすめな人: じっくり比較検討したい人、少しでも安く購入したい人。
  • 家電量販店(ヨドバシカメラ, ビックカメラなど)
    • メリット: 実際に製品の重さやサイズ感を確認できる。専門知識のある店員に相談できる。ポイントが貯まる・使える。
    • デメリット: オンラインストアに比べて価格が高い場合がある。店舗によって品揃えに限りがある。
    • おすすめな人: 実物を見てから決めたい人、購入前に相談したい人。
  • コンビニエンスストア
    • メリット: 24時間いつでも、緊急時に購入できる。
    • デメリット: 種類が非常に少なく、容量や機能を選べない。価格が割高。
    • おすすめな人: 今すぐ充電が必要で、他に選択肢がない緊急時の人。

基本的には、品揃えと価格の面でオンラインストアでの購入が最もおすすめです。特にメーカーの公式サイトは、セールや保証が充実している場合があるのでチェックしてみましょう。

まとめ:あなたにぴったりの「モバイルバッテリー 2回分 おすすめ」モデルを見つけよう

今回は、スマートフォンを約2回充電できる10000mAhクラスのモバイルバッテリーを中心に、選び方のポイントとおすすめのモデルを詳しく解説しました。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 容量の基本: スマホ2回分の充電には、実質6000〜7000mAh使える10000mAhのモバイルバッテリーが最適。
  • 持ち運びやすさ: 毎日の携帯には、重量200g前後の軽量・コンパクトなモデルがおすすめ。
  • 機能性: ケーブルレスを求めるなら内蔵型MagSafe対応、iPhoneユーザーはMFi認証もチェック。
  • 信頼性: 迷ったら、品質とサポートに定評のある**Anker(アンカー)**製品が鉄板。

▼今回ご紹介したおすすめモデル(一例)

  • オールラウンドな優等生: Anker Power Bank (10000mAh, 25W, 3-Port)
  • 究極のコンパクトさ: CIO SMARTCOBY DUO 10000mAh
  • iPhoneとの一体感: Belkin BoostCharge Pro 10K
  • ケーブル忘れの心配なし: Anker 533 Power Bank (PowerCore 30W)

モバイルバッテリーは、今やスマートフォンと同じくらい重要なデジタルライフの必需品です。この記事を参考に、あなたの使い方やライフスタイルに完璧にマッチする一台を見つけて、充電切れのストレスから解放された、より快適な毎日をお過ごしください。

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