ガジェット好きの間で非常に評価が高いUGREENのモバイルバッテリー。デザインが良く、高出力で、コストパフォーマンスに優れているため、愛用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、モバイルバッテリーは消耗品です。長く使っていればいつかは寿命が訪れます。また、「充電できなくなった」「画面の表示がおかしい」といったトラブルで手放すことを検討することもあるでしょう。
そこで直面するのが「捨て方がわからない」という問題です。
「近所の家電量販店にある回収ボックスに入れてもいいの?」
「燃えないゴミで出してしまって大丈夫?」
結論から言うと、UGREENのモバイルバッテリーは、多くの家電量販店に設置されている「JBRC回収ボックス」の対象外である可能性が高く、安易に捨てるとトラブルの原因になります。最悪の場合、ゴミ収集車の火災事故につながる恐れさえあります。
この記事では、UGREENのモバイルバッテリーを安全かつ確実に処分するための「回収・廃棄方法」を徹底的に解説します。また、捨てる前に一度確認してほしい「故障のサイン(188表示など)」や、もし買い替えるならおすすめしたい最新モデルについても紹介します。
記事のポイント4つ
・ UGREENはJBRC非加盟のケースが多く、家電量販店の回収ボックスは利用できない場合がある
・ 最も確実で安全な処分方法は、居住する「自治体」の指示に従うこと
・ 「188」という謎の数字や充電不可は、リセットで直る可能性があるため捨てる前に確認する
・ 買い替えを検討するなら、寿命が長く高出力な25000mAhモデルが評判が良い
UGREENモバイルバッテリー回収の現状と正しい捨て方

モバイルバッテリーの処分は、年々ルールが厳格化されています。これはリチウムイオン電池が強い衝撃や圧力によって発火するリスクを持っているためです。UGREEN製品を安全に手放すために、まずは現在の回収事情と正しい手順を理解しましょう。
家電量販店の回収ボックスは使える?JBRC非加盟の注意点
ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店やホームセンターには、黄色い「小型充電式電池回収ボックス」が設置されているのをよく見かけます。これは「JBRC(Japan Portable Rechargeable Battery Recycling Center)」という一般社団法人が運営しているリサイクルシステムです。
「ここにUGREENのバッテリーを入れれば解決!」と思いがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。
この回収ボックスを利用できるのは、JBRCに加盟しているメーカーの製品に限られます。パナソニックやソニー、アンカー・ジャパン(Anker)などはJBRC会員企業ですが、海外メーカーの多くは加盟していない場合があります。
UGREEN(Ugreen Group Limited)に関しては、JBRCの会員企業リストに含まれていないケースや、販売代理店の状況によって扱いが異なる場合があります。JBRC非加盟企業のバッテリーを回収ボックスに入れることは、リサイクルシステムのルール違反となり、店舗側で回収を断られる可能性が高いです。
店舗に持ち込む際は、必ず店員さんに「UGREEN製のモバイルバッテリーですが、回収してもらえますか?」と確認してください。無断でボックスに投入するのは避けましょう。
| 処分場所 | JBRC加盟メーカー | UGREEN製品(非加盟の場合) |
| 家電量販店 | 回収ボックス利用OK | 基本的にNG(店舗による) |
| ホームセンター | 回収ボックス利用OK | 基本的にNG(店舗による) |
| 自治体 | 自治体のルールによる | 自治体のルールによる(推奨) |
自治体の指示に従うのが基本!燃えないゴミで出せる?
家電量販店での回収が難しい場合、最も確実で推奨される方法は「自治体による回収」です。ただし、ここでも注意が必要です。「燃えないゴミ(不燃ごみ)」として通常のゴミ捨て場に出すことは、多くの自治体で禁止されています。
リチウムイオン電池が混ざったゴミが収集車(パッカー車)で圧縮されると、バッテリーが押しつぶされて発火し、車両火災を引き起こす事故が全国で多発しています。
そのため、多くの自治体では以下のような特別な区分を設けています。
・ 有害ごみ
・ 危険ごみ
・ 資源ごみ(電池類)
・ 市役所や公民館にある専用回収ボックス
お住まいの地域の「ゴミ分別表」や公式サイトで「モバイルバッテリー」「充電式電池」の項目を必ず確認してください。「UGREENモバイルバッテリー回収」を検討する際は、まず「〇〇市 モバイルバッテリー 捨て方」で検索するのが正解です。
一部の自治体では、メーカーによる自主回収を求めている場合もありますが、「海外製で回収ルートがない」と相談すれば、自治体の処理施設への持ち込みを案内してくれるケースがほとんどです。
バッテリーが膨張している場合の安全な処分方法
長く使ったモバイルバッテリーでよくあるのが、本体がパンパンに膨らんでしまう「膨張(スウェリング)」という現象です。これはバッテリー内部でガスが発生している状態で、非常に危険なサインです。
膨張したバッテリーは、通常の回収ボックスやゴミ回収に出すと、わずかな衝撃で破裂するリスクがあります。
・ 絶対に針で刺してガスを抜こうとしない(発火します)
・ 無理に押しつぶさない
・ テープなどでぐるぐる巻きにして圧迫しない
もしUGREENのバッテリーが膨張してしまった場合は、家電量販店でも回収を断られることがほとんどです。この場合も、速やかに自治体の清掃事務所や環境センターに電話をして、「膨張したリチウムイオンバッテリーがあるのですが」と相談してください。多くの自治体で、膨張電池専用の持ち込み対応を行っています。
UGREENモバイルバッテリー回収の前に!不具合の確認とおすすめ機種

「充電できない」「画面がおかしい」といった理由で処分を考えている場合、実はまだ故障していない可能性があります。UGREENのような高機能なモバイルバッテリーには安全装置やリセット機能が備わっており、一時的なエラーを起こしているだけかもしれません。回収に出す前に、以下の対処法を試してみてください。
充電できない時や「188」エラーが出た場合の直し方
UGREENのスマートディスプレイ搭載モデル(残量がデジタル表示されるタイプ)を使っているユーザーからよく報告されるのが、「画面に188と表示される」「点滅して充電できない」という現象です。
これは厳密には「188」というエラーコードではなく、デジタル数字の「888」や全てのセグメントが点灯している状態(全点灯)に見えているケースが多いです。PCで言うところのフリーズ状態や、内部システムのセルフチェックが終わらない状態を示唆しています。
また、充電できない場合は以下の原因も考えられます。
・ ケーブルの不具合(断線や規格不適合)
・ アダプターの出力不足
・ 低電流モードの誤作動
特に、100Wなどの高出力対応バッテリーを充電する場合、古いスマートフォンの充電器(5Wや10W)では電圧が足りず、いつまで経っても充電が始まらないことがあります。まずは、付属のケーブルと、十分な出力(PD対応など)を持つ充電器で30分ほど充電を続けて様子を見てください。
説明書で確認したい正しい使い方とリセット方法
説明書をすでに捨ててしまった方も多いと思いますので、一般的なUGREEN製モバイルバッテリーのリセット方法や特殊な使い方を紹介します。多くのモデルで共通する操作があります。
- リセット操作(強制再起動)電源ボタンを長押し(10秒程度)してみてください。画面が一度消え、再度メーカーロゴや数字が表示されればリセット完了です。これで「188」表示やフリーズが直ることがあります。
- 低電流モードの解除ワイヤレスイヤホンなどの小型デバイスを充電するための「低電流モード」に入ったままになっていると、スマホやPCが充電できないことがあります。電源ボタンを3秒間長押し、または2回連続で押すことでモードの切り替えが可能です。ディスプレイ上の小さなアイコンが点滅していないか確認しましょう。
- 完全放電と満充電のサイクル残量表示のズレ(100%なのにすぐ切れる、など)がある場合は、一度0%になるまで使い切り、その後100%になるまで途中でケーブルを抜かずに充電し続けてください。これで内部のバッテリー管理チップが学習し直し、表示が正常に戻ることがあります。
公式のサポート情報も参考になります。
参考リンク:UGREEN 日本公式サイト

評判はどう?25000mAhなどのおすすめモデル
上記を試しても改善しない場合、あるいは物理的に破損している場合は、寿命と割り切って買い替えを検討しましょう。
UGREENのモバイルバッテリーは日々進化しています。もし回収に出して新しいものを買うなら、現在特に評判が良いのが「25000mAh」クラスの大容量かつ高出力なモデルです。
おすすめの理由
・ MacBook ProなどのノートPCも急速充電できる(単ポート140W出力など)
・ 飛行機内への持ち込みが可能な容量ギリギリのライン(100Wh以下)であることが多い
・ 寿命が長いEVクラスのバッテリーセルを採用しているモデルが増えている
以前のモデルよりも本体サイズがコンパクトになっており、「重すぎて持ち運べない」というデメリットも解消されつつあります。
特に「Nexode」シリーズのモバイルバッテリーは、柱のような形状でデスクに置いても邪魔にならず、スマートディスプレイで入出力のワット数がリアルタイムで見えるため、ガジェット好きにはたまらない仕様になっています。
| 特徴 | 旧モデル | 最新モデル(Nexode等) |
| 充電速度 | 最大65W〜100W程度 | 最大145W〜200W(合計) |
| ディスプレイ | 単なるドット表示 | TFTカラーディスプレイで詳細表示 |
| デザイン | 平べったい形状 | スマートで掴みやすい柱状デザイン |
| 安全性 | 一般的な温度管理 | ThermalGuard等の高度な温度監視 |
「UGREEN モバイルバッテリー 25000mAh」などで検索すると、多くのレビュー記事が出てきますが、総じて「このスペックでこの価格は安い」という高評価を得ています。回収の手間を乗り越えてでも、またUGREENを選びたくなる魅力が今のラインナップにはあります。
まとめ:UGREENモバイルバッテリー回収は自治体確認がベスト
今回の記事では、UGREENのモバイルバッテリーの回収・処分方法と、捨てる前のチェックポイントについて解説しました。
重要なのは、以下の3点です。
- JBRC非加盟の可能性があるため、家電量販店の回収ボックスには無断で入れない
- 基本的にはお住まいの自治体の「有害ごみ」や「指定回収場所」を利用する
- 「188」表示や充電不良はリセットで直る可能性がある
モバイルバッテリーは便利な反面、処分には責任が伴う製品です。不適切な廃棄は火災事故などの危険に直結します。「面倒だから燃えないゴミでいいや」とは絶対に思わず、正しい手順で手放してください。
正しく処分してスペースを空けたら、ぜひ最新のUGREEN製品をチェックしてみてください。進化の速さに驚くはずです。安全なガジェットライフを送りましょう。
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