漫画「よつばと!」から飛び出した愛らしいデザインで、長年モバイルバッテリー業界のアイコン的存在となっているのが、cheero(チーロ)のダンボーモデルです。その愛くるしい見た目から、壊れるまで使い続けたい、あるいは一度買ったら長く愛用したいと考えるユーザーも多いでしょう。
しかし、モバイルバッテリーは消耗品です。中身は精密なリチウムイオン電池であり、スマートフォンのバッテリーと同様に、使えば使うほど、そして時間が経てば経つほど確実に劣化していきます。特にダンボーシリーズは10年以上前から続くロングセラーブランドであるため、今お手元にある個体がいつ寿命を迎えるのか、あるいはすでに危険な状態なのかを正しく判断する必要があります。
この記事では、ダンボーモバイルバッテリーを愛用する皆様に向けて、寿命の目安や劣化のサイン、そして安全に使用するための知識を徹底的に解説します。愛着があるからこそ、正しい知識を持って「引き際」を見極めることが、あなたのスマートフォンやあなた自身の安全を守ることにつながります。
記事のポイント4つ
- ダンボーモバイルバッテリーの寿命は充放電回数500回(約2年から3年)が一般的な目安
- 5年や6年前の古いモデルは内部劣化が深刻な場合があり、発火や膨張のリスクが高まる
- 過去に一部モデルでリコールが実施されているため、お手持ちの型番の確認が必須
- 寿命を延ばすには、高温多湿を避け、バッテリー残量を0%や100%で放置しないことが重要
ダンボー モバイルバッテリー 寿命を左右する要因と劣化のサイン

モバイルバッテリーの心臓部であるリチウムイオン電池は、化学反応によって電力を蓄え、放出します。この化学反応は無限に繰り返せるわけではありません。ここでは、モデルごとの特徴や、寿命が近づいたときに出る具体的な症状について深掘りします。
ダンボー モバイルバッテリー 初代から最新13400までの寿命目安
ダンボーのモバイルバッテリーには、これまでに多くのバリエーションが登場してきました。それぞれのモデルによって、搭載されているバッテリーの特性や制御基板の性能が異なります。
ダンボー モバイルバッテリー 初代(10400mAh)の現状
2013年に発売された初代ダンボーモバイルバッテリー(容量10400mAh)を今でもお持ちの方は注意が必要です。もし発売当時に購入し、現在まで使い続けているのであれば、それはすでに寿命を大きく超えています。リチウムイオン電池の寿命は、一般的に充放電サイクル約500回とされています。毎日充電していれば1年半、2日に1回でも3年程度で容量は本来の80%以下に低下します。
ダンボー モバイルバッテリー 13400(PD対応モデルなど)
現在主流となっている大容量モデル、ダンボー モバイルバッテリー 13400などは、最新の給電規格であるUSB Power Delivery(PD)に対応しているものが多いです。高出力なモデルほど、充電時の熱管理が重要になります。これらのモデルも、基本的には3年程度が快適に使える限界だと考えておきましょう。
以下の表に、歴代の主なダンボーモバイルバッテリーのスペックと寿命の目安をまとめました。
| モデル名 | 公称容量 | 発売時期(目安) | 期待寿命 |
| ダンボー 初代モデル | 10,400mAh | 2013年 | 2〜3年(現在は寿命超過) |
| ダンボー Mini | 6,000mAh | 2013年 | 2〜3年 |
| ダンボー Plate / Block | 4,200mAh / 3,000mAh | 2014年 | 2〜3年 |
| ダンボー 10050mAh | 10,050mAh | 2015年 | 2〜3年 |
| ダンボー 13400mAh | 13,400mAh | 2018年〜 | 3年 |
モバイルバッテリー 寿命 5年や6年前の製品を使い続けるリスク
モバイルバッテリー 寿命 5年というキーワードで検索する方が増えていますが、結論から言うと、5年以上経過したモバイルバッテリーを使い続けるのは非常に危険です。たとえ使用頻度が低く、見た目が綺麗であっても、内部の化学物質は経年劣化を起こします。
特に、モバイルバッテリー 6年前の個体などは、内部のセパレータ(絶縁材)が劣化し、微細な短絡(ショート)を起こしやすい状態になっています。これが原因で、充電中やカバンの中に入れている最中に突如発熱し、最悪の場合は発火事故につながるケースが後を絶ちません。
また、古いモデルは現在の急速充電規格に最適化されておらず、最新のスマートフォンを充電しようとすると本体に過度な負荷がかかり、寿命をさらに縮める原因にもなります。
見逃さないで!モバイルバッテリー 劣化 確認方法のチェックリスト
自分のダンボーがまだ使えるのか、それとも寿命なのかを判断するための、モバイルバッテリー 劣化 確認方法をいくつか紹介します。以下の項目に一つでも当てはまる場合は、買い替えを強く推奨します。
- 本体が膨らんでいるモバイルバッテリーの表面(ダンボーの顔の部分など)が、以前より盛り上がっているように感じませんか?これは内部のリチウムイオン電池が劣化してガスが発生しているサインです。最も危険な状態で、いつ破裂・発火してもおかしくありません。
- 充電スピードが異常に遅い、またはすぐに残量が減る100%まで充電したはずなのに、スマホを少し充電しただけで残量インジケーターが急激に減る場合は、バッテリー容量の実効値が極端に低下しています。
- 使用中や充電中に異常な熱を持つ以前よりも本体が熱くなりやすいと感じる場合、内部抵抗が増大しています。エネルギーが電力としてではなく、熱として逃げてしまっている状態です。
- 接続端子のガタつきや接触不良バッテリー性能だけでなく、物理的な寿命もあります。Micro USBやUSB-Cポートがグラグラしていると、ショートの原因になります。
安全のために確認!ダンボー モバイルバッテリー リコール情報の見方
ダンボーシリーズの一部モデルでは、過去にリコール(自主回収)が行われたことがあります。製品の欠陥により発火の恐れがあるとして、メーカーであるcheero(ティ・アール・エイ株式会社)が告知を行っています。
特に「cheero Power Plus Danboard Version -mini-」や「cheero Power Plus Danboard Version -Plate-」の一部ロットが対象となっていた時期があります。お手持ちのダンボーの裏面に記載されている型番を確認し、メーカーの公式ページで対象になっていないかチェックしてください。
cheero 公式サポート・お知らせページ
もし対象製品を持っていた場合は、寿命に関わらず絶対に使用を中止し、メーカーの指示に従って交換や廃棄を行ってください。
ダンボー モバイルバッテリー 寿命を延ばすコツと賢い活用術

ダンボーモバイルバッテリーを少しでも長く、そして安全に使い続けるためには、日頃の扱い方が重要です。また、買い替えの際の選び方や、旅行時のルールについても知っておきましょう。
旅行前にチェック!ダンボー モバイル バッテリー 海外への持ち込みルール
お気に入りのダンボーと一緒に海外旅行へ行く際、気になるのが航空機の持ち込み制限です。ダンボー モバイル バッテリー 海外利用を検討している方は、以下のルールを覚えておきましょう。
- 預け入れ荷物(スーツケース)に入れるのは厳禁リチウムイオン電池は気圧の変化や衝撃で発火するリスクがあるため、必ず機内持ち込み手荷物に入れる必要があります。
- 容量制限(ワット時定格量:Wh)を確認する多くの航空会社では、100Wh以下のモバイルバッテリーであれば個数制限なく、あるいは2個程度まで持ち込み可能です。ダンボーの13400mAhモデルであれば、電圧3.7V換算で約49.58Whですので、全く問題なく持ち込めます。
計算式:13400mAh × 3.7V ÷ 1000 = 約49.6Wh
海外の空港では、本体の裏面に容量(mAhやWh)の記載がないと没収されることもありますが、cheero製のダンボーモデルはしっかりと印字されているため、その点は安心です。
映えるデザインも重要!ダンボー モバイル バッテリー 赤や限定色の選び方
ダンボーモバイルバッテリーの魅力は、そのカラーバリエーションにもあります。特に、ダンボー モバイル バッテリー 赤(オリジナルレッドや、フレーバーシリーズのストロベリーなど)は、女性からも非常に人気が高いモデルです。
寿命が来て買い替える際、最新モデルをチェックすると、単なる茶色だけでなく、様々なカラーが展開されています。
- リンク:cheero公式 ダンボーシリーズ製品一覧https://cheero.jp/danboard/
最新のモデルは、見た目は可愛くても中身は最新の「パワーデリバリー(PD)」に対応しており、iPhoneなどの急速充電が可能です。古いモデル(初代など)から買い替えると、充電スピードの劇的な進化に驚くはずです。
バッテリー寿命を最大化する正しい充電と保管の習慣
ダンボーを1日でも長く持たせるためには、以下の3つの習慣を意識してください。
- つぎ足し充電はOK、極端な状態はNGリチウムイオン電池は、0%になるまで使い切る(過放電)ことと、100%のまま充電器に繋ぎっぱなしにする(過充電)ことを嫌います。理想的には、残量が20%〜80%の間を行き来するように使うのが、最も化学的な負担が少ないと言われています。
- 高温環境を避けるリチウムイオン電池の最大の敵は熱です。夏場の車内や、直射日光の当たる窓際に放置すると、それだけで寿命が数ヶ月単位で縮まることがあります。また、スマホを充電しながらゲームをするなど、放熱を妨げる環境での使用も避けましょう。
- 長期間使わない場合は半分程度充電して保管するもし数ヶ月間使う予定がない場合は、残量を50%程度にしてから風通しの良い涼しい場所に保管してください。空っぽの状態で放置すると、再充電ができなくなる「睡眠状態」に陥り、寿命を迎えてしまうことがあります。
適切な処分方法を知る
寿命を迎えたモバイルバッテリーは、不燃ゴミとして捨ててはいけません。ゴミ収集車の中での発火事故が多発しています。
- 家電量販店のリサイクルBOX(JBRC加盟店)へ持っていく
- 一部の自治体で行っている有害ごみ回収を利用する
cheero製品はJBRCに加盟しているため、大手家電量販店などに設置されている黄色いリサイクルBOXで回収してもらえます。
まとめ:ダンボー モバイルバッテリー 寿命を正しく知って安全に使おう
ダンボー モバイルバッテリー 寿命について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
お気に入りのガジェットを長く使いたいという気持ちは素晴らしいものですが、バッテリーに関しては「古さはリスク」になります。特に5年、6年と経過したものは、たとえ正常に動いているように見えても、内部では確実に劣化が進行しています。
今回の内容をまとめます。
- 初代モデルや購入から3年以上経ったものは買い替えを推奨
- 膨らみ、熱、充電の減少の早さは危険なサイン
- リコール対象でないか型番を今一度チェック
- 海外旅行の際は必ず機内持ち込みにする
- 買い替えるなら、PD対応の最新ダンボーモデルが快適
愛らしいダンボーの顔を見ながら、安心してスマートフォンを充電するために、適切なタイミングでのメンテナンスと買い替えを行ってください。最新のダンボーたちは、より速く、より安全に、あなたのモバイルライフを支えてくれるはずです。
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